SOTA JA/KN 007 金時山
2019年11月30日(土)神奈川県南足柄市 金時山山頂にてSOTAを運用しました。今年もあと一か月しかないので、やや急ぎ足で計画しました。1週間前から金時山山頂の天気予報をチェックし、天候に恵まれるよう祈った甲斐あり、見事、山頂に着くまで快晴、ほぼ無風で気温も少し肌寒い程度でした。写真で見るように、金時山山頂からは、富士山を隔たる山がなく、全体が見渡せる絶好の場所です。この写真でも、登山ガイドの写真でも、富士山は少し小さく映ります。肉眼で見る富士山はもっと大きいです。劇場の最前列を独占して、最高の舞台を見ているようです。これを味わえるのは、この場所に来た登山者の特権でしょう。
最寄り駅を始発で出発して、金時山登山口近くの仙石バス停に着いたのは7時50分。ここで降りたのは、2、3人程度でした。通りはほとんど人はいなく、前回神奈川県厚木市の大山へ行った時との登山者であふれかえっていた時とは正反対。静かに、森林浴しながら山道を歩きたかったのでうれしかった。山道は、やや険しく初心者向けではあると思いますが、かなり私は息を切らせて上りました。天気予報では、山頂はマイナス4度と出ていたので、ミドルウェア薄手と厚手を二つ、そしてオールラウンドのレインウェアを着ていましたが、これだとむしろ暑く、アンダーとミドルだけで十分。10時ちょうどに山頂へ到着。山道から山頂に着いた瞬間にものすごく大きい、それはほんとに大きい富士山が真正面にそびえたち、私を迎えてくれました。 最高です。
山頂に着いたときは、登山者はまばらでした。しばらく、景色を眺めつつ、金時山茶屋など検索し、早めの食事の準備に取り掛かりました。今回登山は趣味では2回目。初回の山頂で、多くの人がバーナーを使って、食事の準備をしているのがうらやましく思い、今回、自分は釜めしを作る準備をしてきました。二日前から調理器具を購入して自宅で登山用の固形燃料を使って練習。きれいな富士山を眺めながらのご飯は最高です。
食事を終えて。しばらく、広がる景色を眺めたら、SOTAをする場所の検索です。金時山山頂は、かなり狭く、11時過ぎると、多くの登山者が山頂へ到達。12時には、山頂は登山者で埋め尽くされます。無線で、電波をどの方向に向けるか、あたりを見回ってみましたが、南は、箱根、芦ノ湖、西に静岡県は裾野市へは何も隔てるものがないのですが、関東へは竹藪や、金太郎茶屋にの裏側になる。かろうじて、山頂東側に誰も来ない場所があり、周りが、木々で囲まれていましたが、三脚を立てれば何とかなると思い、準備を始めました。
写真上:右手奥に見えるのが芦ノ湖、真ん中にそびえたつ山が富士箱根伊豆国立公園
一週間前に、Radixの3エレ430M用の八木アンテナを購入。これを今回ぜひとも試したいのが大事な目的でした。しかし、ここで、大失敗に気づいたのです。数日前から準備を始めたのにも関わらず、八木アンテナと無線機をつなぐ同軸ケーブルを忘れてきてしまったのです。がっくりです。
気持ちを入れ替えて、ホイップアンテナで運用することにしました。下の写真がその時の写真です。本来ならば、無線機の右側に八木アンテナを設置するはずだったのですが。
今回は7人の局長さんとQSOができました。特に印象的だったのが、私が開局して1か月程度の時に、私が自宅から、群馬県の金峰山山頂で移動運用でQSOして頂いた方が、今度は彼が自宅から、自分が山頂から運用でQSO。ご本人も、驚いていたらしくうれしいQSOでした。今後も、同じような経験をたくさんできればと思います。 ほかにも、ツイッターでSOTAのメッセージを読んでピックアップしてくれた方、まったく初めての方、私の不慣れなトークに付き合って頂き本当に感謝です。
今年は、SOTAは最後になると思います。来年、暖かくなるその時までしっかり準備して、いい出会いができればと思います。
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